ピカソの「泣く女」に色付けしよう
色彩知育うるま市教室のホームクラスをしました。
ホームクラスは、お母さんが我が子にやるクラスの事です。できる限り、毎月開催しています。
「色彩知育教室するよー」と話をすると、
嬉しそうに片付け始めて座って待ちます。
ハミングをしてからスタート!
末っ子長男はね、色どりカードみたら飛びつきます。欲しい欲しいといって泣きつきます。やっと手に入れる事ができて、色どりカードを眺めてます。笑
ワーク始まると。
みんな真剣に塗り始めました。
塗っているときに「どうして泣いているのかな?悲しいのかな?」「男かな?女かな?」
「わたしは男だと思う。女だと思う。」
「これは涙がある」「ハートもある」「前髪かな?」と話題に尽きる事なく、色付けをしていました。
そんな中、長男が色を塗っている最中にペンが紙が破れてしまい。号泣ー。紙を丸めて投げて怒り爆発してしまいました。
しっかりやりたい長男にとって、破れてしまった事がとても悲しくて、怒りの矛先が投げる!表現となって現れました。
普段ならそれをしたら怒ってしまうんですが。ただね、怒りが「悲しかった」と理由がわかるから、「破れて悲しかったね」と言って、その気持ちを言葉にした後。彼はもう「やらない」の一点張り、次はYouTubeみせろと泣きわめきました。
ただでさえ、YouTube見過ぎているから見せたくない私がいる。けれど、YouTube観ながらでもできるかな?という気持ちもあって見せました。
そしたら、観ながら「私が何色を塗る?」と聞いたら「ここはこの色」と指定だけはする。「私が全部塗っていいか?」と尋ねたら「ダメ」って言っていました。笑
そんな状況でも、姉達は淡々と会話をしながら色付けをしています。笑
子どもって、すごいなーと思うのは。
泣いていても、そこに引きづられない。笑
親のわたしは、子どもの一人が泣いていると苛立ちを感じやすいのですが、子ども達はそうでもない。笑
引っ張られずに、淡々とやりたい事に集中してる。それって、すごい力だなー。と観てて思います。
ピカソが泣いている理由もね。
4人それぞれ
長女「楽しいテレビを見過ぎて、目が乾燥して泣いている」
次女「テレビを見ていて悲しくて泣いている。ばーばがそうだから」
三女「じーじ&ばーばが亡くなったのが悲しくて泣いている。悲しくて、爪まで灰色になった」塗るのに疲れちゃたから、これでおしまい
長男「ぼくが悲しい」
わたしとの合作です。
このクシャクシャの絵もきっと思い出。
4人を子育て中に思う事は、こども達の成長をこうやって客観的に見詰める時間があるのは、私にとって大切な時間です(^^)
また、こどもが泣いたりヒステリックになったり、ワークを途中で終わってしまったり。する事もあります。その時の親の気持ちも分かります。
途中で完了してもオッケー
泣いてもオッケー
感情をすべて出してもいい。
その感情を親子で向き合っていく。
ここまで出せる教室ってなかなかないです。
それでいい。
親子で緊張しないで参加して欲しいなー。と思います(^^)
皆さんのお子さんは、「どんな風に表現かな?」と見てみたいです!
我が子はどんな表現するか見てみたくないですか?(^^)
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