思い通りにいかない教室
10月の色彩知育ホームクラスは
「ベージュの仲間の色で自然のやすらぎを
感じよう!」です。
今回のワークは自然の材料
・檜の板
・檜のかんなくず
・ラフィア椰子の紐
を使います。
今回のワークは、今までとは違う自然の素材を使った内容に、「こども達喜ぶだろうなー!」と感じていたのですが…
わたしの気持ちと裏腹に
予想外の展開となりました!笑
まずは、どんな材料を使うか見て観察
触れて観察していきます。
・手触り
・匂い
この質問をすることで、
五感にも働きかけていきます。
「檜の板の匂いはどんな匂いー?」
の聞くと。
→「いい匂い!だけど、ニトリの匂いもする」
この答えを聞いて。
え?ニトリ?
あー、わたしが自然遊びをさせてるのが少ないなー。と感じたり…
ワークが始まると…
3歳長男は、色彩知育ホームクラスをするときは、絵の具を使えるのを楽しみにしていたみたいで。今日は使わないことを知ると…
「今日は絵の具使わないの?だったらやりたくない」
といいつつも、なんとかモチベーションをす上げてボンドを使うと。
「手がベトベトして嫌だ。」と。
作るのを辞めてしまいました。
三女は
紐を両手で思いっきりで引っ張ってみると切れない。その事が分かると、クルクル巻き付けてました。
それをボンドで貼り付ける!
クルクル浮いてくる!笑
「みんなが絵の具使いたいー。」と言ってるなか、1人だけ夢中になって目の前にある材料に触れて、パパっと感性に任せて貼り付けてました♡
次女
「星形に切りたいけど切れない、もういやだ」
と頭の中でイメージしたものを、檜のかんなくずで作ろうとしても上手くいかない。
イメージ通りにいかないから、作りたくない。と途中で作るのを辞めてしまいそうになりました。
わたしは初めは「星形つくれるはずよ!やってみよう!」と一緒に作ってみたら、私も作れない!笑
「自然の材料で星形作るって!難しいねー!切れちゃうねー。」
という言葉がけをしていく内に
「ペンだけは、使わして欲しい。」という。
子ども達からの要求に…
限られた材料でつくるのが!
色彩知育の醍醐味でもあるのですが。
このやる気を無くしてしまうのは、勿体ないと思い。オッケーしました。
そしたらね、
星形は作るのは無理だっだけど、檜のかんなくずの性質をうまく利用して、ハチマキを作ってました。笑
「檜のかんなくずを結んで、ハチマキにする!」って!
こどもの創造力って、
ホントに面白い!
長女
「ラフィア椰子の紐で三つ編みをつくる!」と意気揚々と始めたものの、これまた上手くできない事や三つ編みをつくるには、時間が必要という事を知り。途中で作るのを辞めました。笑
初めは、ペンも使っていなかったので、ボンドで下書きをしていました。
ボンドだと、やりづらい…
すぐできない効率の悪さに「ペン使わせてくれ」と次女と共に要求してきました。
これも、ボンドとペンの材料比較した後のこと。成長の証だなー。と思いながら、許可したら。
作り上げるスピードが全く違う。笑
それでも、「ママこれからどうしよう」と手がストップしていた時に。
私が檜のかんなくずで、カツラを作っていて途中のまま、こども達の相手をしていたら…
そのカツラを見て!
「あ、これ使いたい。」と髪の毛にするのかな、と見ていたら。
ビビッタ!
鼻毛ー?笑
髭ー?笑
またしても、
こどもの発想力に笑えた瞬間でした♡
そして、みんなが発表の時間になると。
・途中で作るのを辞めた長男
・作り終えて、別の遊びをしていた三女
・苦戦して作り終えた次女
・最後には笑えた長女
みんな集合して発表し始めました!笑
長男は私が作った作品をあたかも、自分が作ったように嬉しそうに「ママのチョコレートです」てさ。
自分で作らなくても、ママが作っている姿をみれる事が嬉しい気持ちが伝わってきました♡
みんな発表した時は、それぞれの答えを発表してくれます。その時間がめちゃくちゃ楽しいんです。
今回のホームクラスは、わたしの中ですごく考えさせれました。
「絵の具が使えないから、やりたくない。」
自然の材料を使って作ると、自分の思い通り作れなくてイライラする」
上2人は、その状況であっても、自分なりに工夫をして作品を創り出していく。
その過程って、結構大切なことをしているかもしれない!と思いました。
今の時代、ネットで検索したら答えがすぐに出てくる時代です。
答えがすぐ見つかるから
自分であまり考えるという事をしません。
ググれば出てくるから。
考えるより、楽です。笑
そんな時代だからこそ、
「自分の思い通りにいかない!」
という事が体験できる事って、ある意味ラッキーです。笑
人生波あり谷あり
答え合わせなんてスグにできません。人生の答えは、自分で見つけるしかありません。笑
うまくいかない事があっても、与えられた事をこなす時間って。結構シンドイけど、自分の糧にも繋がっていくからなー。と。笑
わたしの経験としても、人生の先輩方に聞いても、高校生の相談員の仕事をしていても思います。
「自分の思い通りに作れない!」体験から学ぶこともあるな。と新発見!笑
色彩知育ワークって、
こどもの創造力はもちろん♪
無意識にレジリエンスも鍛えてる。笑
どんな時代になっても、
可能性に目を向ける事のできる子になってら欲しいな。と願ってます。
【番外編】
色彩知育ワークが終わったのにも関わらず、
「絵の具を使いたい!」と言って、あそびました。
ここから、
わたしは、ノータッチ!笑
長男作品
ただただ、絵の具を出すだけだして、混ぜるだけ混ぜて納得した。そんな時間も必要だね。
作った色で、塗ってさらに満足!
三女作品
好きな色を作って、満足!
大好きなピンクが塗れて良かったね。
次女作品
絵の具塗る時も「失敗した!」と言っていたけど、楽しそうでした。笑
涙が出ている理由も話していたなー。
長女作品
サンタさんだってさ♡
絵の具が使えて満たされた、こども達は10分位で終了しました。笑
11月は新しい試みで、体験教室を開催していきます♡詳細は次回のブログで書いていきます!
好評だった!
オンラインレッスンの参考を載せています。
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